インフルエンザ 予防接種のご案内

インフルエンザ 予防接種のご案内

予防接種は重症化を防ぐために効果的です。

予防接種を行なうことで、発症をある程度抑える効果や重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など重症化する可能性が高い方には効果的です。

● ご予約は不要です。

● 料金は3,500円です。

高齢者の方は各市町村より補助(公費負担)が受けられます。

[予防接種の時期と効果]

インフルエンザは例年12月~3月頃に流行します。また、ワクチン接種後、抗体ができるまでに2週間程度を要することから、毎年12月までには受けておいたほうがよいとされています。

予防接種をして1ヶ月後に抗体の効果がピークになって、3ヶ月後ぐらいから段々と低くなります。ワクチンの予防効果が期待できるのは、接種2週間後から5ヶ月程度と考えられているため、昨年インフルエンザの予防接種を受けた方についても、十分な免疫を保つため、毎年ワクチン接種を受けたほうが望ましいとされています。

[インフルエンザワクチンを接種する目的]

インフルエンザワクチンを接種することで体内へのウィルス侵入を防ぐことはできません。あくまでも、手洗いやうがいなどを行なうことが重要です。
インフルエンザウィルスが体内に入ると、細胞に侵入し増殖(感染)しますが、ワクチンがこの感染を抑える働きは証明されていません。

ウィルスに感染すると、数日の潜伏期間を経て、発熱やのどの痛みなどの症状が引き起こされます(発症)。ワクチンはこの発症を抑える効果が一定程度認められており、65歳未満の健常成人で70~90%の発症予防効果があるとされています。
また、発症後多くの方は1週間程度で回復しますが、ご高齢の方、基礎疾患のある方は肺炎や脳症などの重い合併症が現れ、入院治療を必要としたり、死に至る方もいます。ワクチンの最も大きな効果は、この重症化を予防する点にあります。
つまり、ワクチンを接種すれば絶対に感染しないということではなく、重症化を防ぐことを意味します。ただし、この重症化予防も100%ではないことをご留意ください。

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