2年前に開業するにあたり下関で開業されている先輩からOLYMPUSのNBI機能がついた内視鏡システムと拡大観察可能な内視鏡scopeを譲って頂きました。そのシステムに胃がん、大腸がん、食道がんの診断でどれだけ助けられたかわかりません。
その唯一の武器をフル活用してこれまで内視鏡検査と治療に没頭してきましたので、相棒の様な感覚で入れ替えにあたって少し寂しい気もします。
今年3月の新クリニック設立時にFUJIFILMのBLI、LCIといった特殊光観察が可能な最新の内視鏡システムを導入しています。経鼻用の細径scopeで従来径の内視鏡よりも鮮明な画像を得る事ができるためより低侵襲な検査ができる様になっていました。
今回ついにOLYMPUSのシステムも最上位機種のEVIS LUCERA ELITEに入れ替える事が出来ました。
がんなどの微細病変の早期発見に貢献するNBIも進化しており、光源の明るさなど機能は一段と向上しています。
これで遂に2室とも最新の内視鏡システムとなり、scopeも細径だけで5本、拡大観察可能なscopeも合わせて計12本のline upとなりました。
これから更に少しでも楽な内視鏡検査で皆様のお役に立てる様に頑張って参ります!
院長 松坂紀幸