院長の松坂です。コロナウイルスが感染拡大を広げる中で皆様戦々恐々としておられるかと思います。
私ども医療従事者もこれまで感じた事のない危機感を感じながら毎日張り詰めた中で診療を行っています。
当院は開院以来、主に消化管の悪性腫瘍に対しての早期発見、早期治療に重きを置いて診療を行って参りました。
現在感染拡大防止の観点から、状態が落ち着かれている定期的な内視鏡検査の患者様は検査を控えて頂いている状況です。
ただ、2020年1月から本日までにすでに消化管の悪性腫瘍だけで24例(うちが進行癌5例)が見つかっています。
検診施設では考えられない数字だと思います。
これは症状があって御来院され内視鏡検査を受けられる患者様が多いせいだと考えられます。
進行癌は外科的手術や抗がん剤治療などが適応ですが、早期癌でも粘膜内癌でなければ進行癌と同様の治療が必要となってしまいます。
現在、感染症状のある方は電話で御相談頂き、受診可能であれば16時以降にご自身のお車の中か院外スペースで対応させて頂いております。そのため内視鏡検査は安心して受けて頂く環境が維持できています。
それに加え4/1から山本充了先生が常勤医として戦力に加わってくれました!九州大学病院2内科からの応援医師を含め常勤医3名、非常勤医2名となり全員が消化器内視鏡専門医集団です。
もし何か気になる症状があればすぐご相談して頂きたいと思います。癌は待ってくれませんので!!どうぞ宜しくお願い致します!