当院の外来内視鏡手術(ESD)の経過報告です。

消化管の早期がんに対する内視鏡手術である内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)も順調に症例数を重ねています。術後に1週間程度入院が必要となるため現在輝栄会病院に連携頂き経過観察入院をお願いしています。

新たな試みとして、搬送から入院に関する連携用クリティカルパスを作成しました。当院外来でのESD治療後に速やかにストレチャーで輝栄会病院に搬送しパスを使った経過観察入院をお願いするシステムを構築しました。

勿論、万が一合併症が生じた場合もしっかりと対応して頂ける施設であるため安心して治療が出来ている事に感謝です。

また今回からESD治療前に術前カンファレンスも行う様になりました。患者様の年齢、性別、持病の有無と状態を皆で把握し、がん診断の経緯からESD治療のシミュレーション(戦略)までを実際の画像を使って説明し共有できる様になりました。

当日介助についてくれるスタッフもあらかじめイメージができているので、確実により良い治療ができる様になった実感があります。これからも少しずつより良い施設になれる様にスタッフ全員で努力して参ります。

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