2020年6月の内視鏡検査数をご報告します。

院長の松坂です。

2020年4月、5月は新型コロナ感染拡大に伴い当院の内視鏡検査数も4月270例、5月330例と激減していました。その中でもかなりの数の消化管悪性腫瘍が見つかっていましたので、癌を数多く診断し治療している施設としての責任感ともどかしさを感じていました。

2020年1月~6月当院で見つかった消化管の悪性腫瘍はtotal 42例となっています。

(内訳は大腸癌24例、胃癌9例、その他、咽頭癌、消化管悪性リンパ腫、カルチノイド腫瘍などが合わせて9例でした。)

6月に入り少しずつ患者様も戻って来られ外来もにぎやかになってきていますが、現在Dr.3人体制となっているため待ち時間は長くても20-30分とこれまでの1/3程度まで短縮する事ができています。

内視鏡検査も徐々に増加し、6月は上部消化管内視鏡検査322例、下部消化管内視鏡検査190例Total 512例行う事が出来ました。検査数だけではなく早期胃がんに対する内視鏡手術であるESD治療2例、早期大腸がん、大腸ポリープに対する内視鏡治療のEMR57例と内視鏡治療もがんばりました。

現在、Dr.1~1.5人で毎日20例以上の内視鏡検査をこなしている計算となり相変わらずDr.1人当たりの内視鏡検査、治療数は全国でもトップレベルだと思います。

4~5月と比べたら急にとても忙しい1か月となりましたが、我々だけではなく看護師、受付などすべてのスタッフがいつもと変わらない笑顔で気遣いができていた事を誇りに感じました。この一人一人のマンパワーの強さこそが松坂クリニック最大の武器だと思っています。

今後も皆様が安心して御来院頂ける温かいクリニックを目指して皆で努力して参ります!

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