10月は上部消化管内視鏡検査 408例、下部消化管内視鏡検査 262例
内視鏡検査総数 670例でした。これは年間内視鏡件数8000例ペースなのでみんなよくがんばりました!
内視鏡治療数は67例です。
今月は検診が多い月でしたので検査数も過去最高数を記録しています。
ただ、先月も感じた様に今年は進行癌で見つかるケースがやや多いのが気になります。
当院の症例です。ちょうどコロナが流行りだした3月末頃から胃の不調があり、かかりつけ医を受診されたのですが、当時対面での診察が行われず胃薬のみ処方され半年以上そのままになっていました。
最近になっていよいよ胃の不調が増悪し当院を受診されすぐに胃カメラを行いました。
胃に進行癌が見つかり、残念ながらCT検査で遠隔転移を認め切除不能な状況でした。
この様な症例は全国でもたくさんあるのではないかと危惧しています。
何か少しでも気になる事があれば、勇気をもって出来るだけ早めの検査をお勧め致します!
理事長 松坂紀幸